教育組織と概要
開設大学:国立大学法人愛知教育大学、国立大学法人静岡大学
名 称:教育学研究科共同教科開発学専攻
課 程:後期3年のみの博士課程
取得学位:博士(教育学)
学問分野:教科開発学(教育環境学と教科学の融合)
・教育環境学
・人文社会系教科学
・自然系教科学
・創造系教科学
修了所要単位数・・・20単位(必修7単位、選択13単位)
入学定員:8名(各大学4名)
設置時期:2012年4月
教育課程の特色
- 教科開発学は、教科専門・教科教育・教職専門の枠を越えて、子どもたちを取り巻く環境を視野に入れ、教科との関わりの中で学校教育が抱える複雑・多様化した諸課題に対応した研究を遂行していきます。
- 教科学は、教科専門と教科教育を融合・発展させたものです。教育環境学は、教職専門を発展させたものです。教科開発学は、主に、教育環境に適した教育内容構成の研究(教科学)と教科内容として構成されたものを実践するための教育環境の研究(教育環境学)から構成されます。
- 本共同専攻は、教科学あるいは教育環境学のいずれかを基軸としつつ、もう一方の学問分野の研究を進めていきます。専攻の分野として教育環境学、教科学(人文社会系教科学、自然系教科学、創造系教科学)という4つの分野を設置します。
- 教科学研究は、教育論・教育内容論・教材論という3つの基本軸からのアプローチによって行います。
履修上の特色
- 講義は、原則として土曜日、日曜日に実施し、夏季や冬季休業中にも集中講義を行ないます。
- 現職教員の方は、休職せずに学ぶことができます。
- 長期履修制度があり、仕事との両立を図りながら、余裕ある学生生活が送れます。
- 修士課程からの直進者の方は、平日にTA(Teaching Assistant)やRA(Research Assistant)として働き、教職経験を積むこともできます。
- 共同教育課程の特色が活かせるよう、遠隔教育システムを効果的に使った講義や研究指導を行ないます。また、合同セミナー等も開催します。